両さんと寅さん

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昨日、秋本治先生の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」第177巻が刊行されました。1976年に週刊少年ジャンプに、記念すべき読み切り第一話「始末書の両さん」が掲載されて以来35年。コミックスはついに177巻まで到達したわけです。この最新刊の推薦文を書かせて頂きました。

「こち亀」の巻末の推薦文は、ぼくの子供の頃からの夢でした。それが実現したのです。なんて嬉しいんでしょう!連載開始のとき、ぼくは小学6年生、当時は「山止たつひこ」名義だった秋本治先生、毎週毎週、両津勘吉の行状を描き続けて35年、というのは、やっぱり凄いです。

「こち亀」の舞台は、葛飾区亀有、寅さんの故郷である葛飾区柴又のすぐ側です。下町が生んだ二大ヒーローは、ぼくの人生を豊かにしてくれて、今日に至ります。ぼくにとっては6歳のときに出逢った「寅さん」と、12歳で出逢った「両さん」と、ともに歩んできた人生でもあります。

映画の仕事をするようになって「男はつらいよ」の劇場用プログラムも担当し、アニメ版「こち亀THE MOVIE」のパンフレットの原稿も執筆させて頂きました。いずれも子供の頃の自分に教えたいほど、嬉しい仕事でした。2004年に、山田洋次監督の『隠し剣 鬼の爪』の劇場用プログラムの取材で、秋本治先生にインタビューしたことがあります。そのとき「寅さん」の話で盛り上がりました。それからしばらくして、少年ジャンプのご担当から「先生が、次号で寅さんについて書きました」との報せがありました。それがコミックスの第145巻の「わし達の寅さん」でした。

今年、ぼくは文化放送の「みんなの寅さん」の「寅さんご意見箱」のなかでこのエピソードを披露しました。それからしばらくして、集英社さんから第177巻の推薦文の執筆依頼がありました。天にも昇るとは、まさしくこの時のキモチです。

その頃、ぼくはCD『男はつらいよ 続・寅次郎音楽旅~みんなの寅さん~』の制作に入っNており、ライナー原稿を秋本治先生にお願いしようと思っていたので、この依頼には本当に驚きました。
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「続・寅次郎音楽旅」に秋本先生から頂戴した原稿のタイトルは『寅さんと両さん~「男はつらいよ」の魅力』というタイトルです。ぼくが「こち亀」第177巻に寄稿させて頂いた原稿は『両さんと寅さん~「こち亀の魅力」』です。期せずして「寅さんと両さん」「両さんと寅さん」のコミックスとCDfでのエールの交換となりました。

というわけで「こち亀」第 177巻、「続・寅次郎音楽旅」、どうぞ、よろしくお願いします!




男はつらいよ 続・寅次郎音楽旅~みんなの寅さん~
SMD itaku (music)
2011-11-23
山本直純

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この記事へのコメント

テリーハンク
2011年12月05日 15:27
コンビニで購入しました!以前、葛飾区にすんでいた頃、区の主催のイベントで秋本先生の講演があって、サインして頂いたことがありました。翌日の講演がなぎらさんでした。
PineWood
2017年03月26日 20:39
横浜高島屋美術館でこち亀展を観て下町の代表としてフーテンの寅さんとの相性を感じました…。美人にコチコチになる山田洋次の監督の産んだ寅さん(渥美清)!マドンナへの憧れや風貌も何処か真剣で実に♪

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    Excerpt: 両さんと寅さん 佐藤利明のTICKLE ME 娯楽映画と音楽と/ウェブリブログ Weblog: プラダ アウトレット racked: 2013-07-07 06:01