Pink Martini &由紀さおり「1969」の奇跡!

お知らせ! 11月30日 阿佐ヶ谷ロフトAで、佐藤剛さんがナビゲーター、由紀さおりさんとぼくがゲスト出演して、「1969」の奇跡についてのトークイベントが開催されます。

詳しくはこちら
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/per.cgi?form=2&year=2011&mon=11&day=30
http://go-sato.jp/archives/517



10月12日 奇跡のアルバム、ピンク・マルティーニ & 由紀さおり「1969」が発売されます。

この4月末から5月にかけて、アメリカオレゴン州ポートランドでレコーディングに参加してきたPink Martiniと由紀さおりさんのコラボレーションアルバム「1969」がついに日本でリリースされます。

日本で、という言い方をしたのは、このアルバム、アメリカ発、世界発売という、当初考えても見ていなかった嬉しい発展をしているからです。イギリスでは本日、発売となり、11月1日の全米、カナダリリース、その他アジア、ヨーロッパ、ギリシャ、中東、アフリカ、ロシア、オーストラリアなど22カ国以上の発売が既に決まっております。

Pink Martiniのサイトでのアルバム紹介。
http://pinkmartini.com/

ちなみにこれがUKの販売サイトです。
http://www.recordstore.co.uk/recordstore/recordstore/1969-Limited-Edition-Artwork-Print-on-heavyweight-card/10U5O0000000?back=search.html%3Fterm%3Dpink%2Bmartini

現在、Pink Martiniは、フランス、UKツアーの最中で、10月17日にはロンドンのロイヤル・アルバート・ホール。ヒッチコックの『知りすぎていた男』のクライマックスで、ドリス・デイさんが「ケセラセラ」を歌うあの劇場で、Pink Martiniがコンサートを開くのですが、由紀さおりさんがヴォーカリストとして参加。このアルバムから数曲、歌うことになっています。もちろんぼくも、イギリスに同行して、この「奇跡」を体感してきます。

ちなみに「1969」とは、1969年のこと。由紀さんが「夜明けのスキャット」でデビューした年であり、日本の歌謡曲の大きな転換となったエポックな年でもあります。昨年、東京国際フォーラムで由紀さんのリサイタル「1969年のラジオデイズ」というステージの構成台本をぼくが手掛けさせていただきましたが、それがアルバムへと発展。さらには、Pink Martiniとのコラボによって「1969年の歌謡曲」が世界へと広がってゆくことになりました。

この経緯については、「1969」日本版のライナーノーツに詳しく書かせていただきました。EMIミュージックの公式サイトでは、ぼくの原稿がなんと英訳されて、世界に発信されています。
http://www.emimusic.jp/pmsy1969/html/discography.html

(一部抜粋です)

“Pink Martini & Saori Yuki 1969” 奇跡の軌跡
           佐藤利明(オトナの歌謡曲/娯楽映画研究家)

2011年5月2日午後3時、オレゴン州ポートランドのスーパー・デジタル・スタジオでのセッションの合間に、トーマスから「街を案内するよ」と誘われた。録音したばかりの「ブルー・ライト・ヨコハマ」をカー・ステレオでかけ、チャチャのリズムにノリノリのトーマスが連れていってくれたのは、中古レコードがズラリと並んだEveryday Musicという大きなショップ。「ここでSaori YukiのLPを見つけたんだ」と、ワールドミュージックのコーナーでトーマスは嬉しそうに教えてくれた。

Pink Martiniは、1940年代から60年代にかけて世界中で流行したジャズ、映画音楽、ミュージカルのナンバーなどを主なレパートリーとする、ヴォーカリストを加えた12人編成のオーケストラ・グループ。アメリカ、ヨーロッパ、アジアとツアーを展開しながら、リスナーにゴージャスな音楽体験を提供している。“まるで映画のような”という形容が相応しい、エンタテインメントの黄金時代を体感させてくれる、唯一無二のグループである。

そのスタイルとサウンド・アレンジ、プロデュース、そしてヴィジュアル・コンセプトまで手掛けているのが、リーダーのトーマス・M・ローダーデール。1971年生まれのトーマスが1969年に日本でリリースされた由紀さおりの最初のLP「夜明けのスキャット」を見つけた理由は、ジャケットのヴィジュアルに魅了されたからだった。だが、そのレコードを聴いたトーマスは由紀さおりの透明感のある歌声に惹かれ、3枚目のアルバム“Hey Eugene!”で“Taya Tan”をカヴァーする。こうして1969年にリリースされてから一度もCD化されることのなかった「タ・ヤ・タン」(山上路夫作詞・いずみたく作曲)は、日本をさしおいて世界のリスナーによって発見されることとなった。ぼくがYouTubeで“Taya Tan”を発見し、それを由紀さおりのプロデュースを手掛けている佐藤剛氏に伝えたのは、2009年の6月10日のこと。それがすべての始まりだった。

(続きはライナーをお読みください)

Pink Martiniが由紀さおりさんの「タヤタン」を歌っている映像です。


さて、日本人アーティストのアメリカ録音というのは、昔からありますが、今回は、日本の企画がアメリカのアーティストによって化学変化をおこして、全世界に広がっていくという奇跡が起こったのです。

収録楽曲は次の通りです。

1. ブルー・ライト・ヨコハマ(Blue Light Yokohama)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美 京平

2.真夜中のボサ・ノバ(Midnight Bossa Nova)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美 京平

3.さらば夏の日(Du soleil plein les yeux)
作詞:キャサリン・デサージュ 作曲:フランシス・レイ

4.パフ(Puff, The Magic Dragon)
作詞:レオナルド・リプトン 作曲:ピーター・ヤーロー

5.いいじゃないの幸せならば(It’s Okay If I’m Happy)
作詞:岩谷 時子 作曲:いずみたく

6.夕月(Evening Moon)
作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし

7.夜明けのスキャット(Melody For A New Dawn)
作詞:山上 路夫 作曲:いずみたく

8.マシュ・ケ・ナダ(Mas Que Nada)
作詞・作曲:ジョルジュ・メネセス 訳詩:永田文夫

9.イズ・ザット・オール・ゼア・イズ?(Is That All There Is?)
作詞・作曲:ジェリー・リーバー、マイク・ストーラー

10.私もあなたと泣いていい?(Consolation)
作詞・作曲:三沢 郷

11.わすれたいのに(I Want To Forget You, But…)
原曲“I Love How You Love Me”作詞:ラリー・コルバー 作曲:バリー・マン
訳詞:奥山 伸

12.季節の足音(Footsteps Of The Seasons)・・・bonus track
作詞:秋元 康 作曲:羽場 仁志

いずれも、Pink Martiniのリーダーでピアニストのトーマス・M・ローダーデールが編曲。一曲ずつ、由紀さんのキーを探りながら、ヴォーカルが一番立つアレンジを作り上げていきました。由紀さんとトーマスの呼吸。これはヴォーカルセッションの時のまま、彼らのオーケストラが加わって、奇跡のサウンドが完成しました。

まずは聞いてください。Pink Martiniの公式サイトでは、「マシュケナダ」をフリーダウンロードできます。このノリ、このリズム、この親和力! 由紀さんの『天使の歌声」とPink Martiniのゴージャスなサウンド!

http://pinkmartini.com/

このアルバムによって、日本の歌謡曲が、ワールドミュージックとして世界に広がってゆくのです。誰が、ヒデとロザンナの「真夜中のボサ・ノバ」(「ローマの奇跡」のカップリング)を、由紀さんでカヴァーしようと思いますか! 筒美京平さんのサウンドが世界に広がってゆく、それが「オトナの歌謡曲」なのです。

2008年「オトナの歌謡曲」プロジェクトがはじまりました。「歌謡曲とは何か?」と考え、コンサートやコンピレーションアルバム、そして原稿、Twitterなどで発信してきました。その成果の一つが、Pink Martini & Saori Yukiの「1969」なのです。

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1969
EMIミュージックジャパン
2011-10-12
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