由紀さおりさんのジャズライブ

2011年6月14日 渋谷のセルリアン・タワーのJZ Brat Sound of Tokyo で、由紀さおりさんのジャズ・ライブが行われました。

21世紀の歌謡曲をテーマにした由紀さんのプロジェクトをお手伝いしている僕ですが、もちろん由紀さんのファンでもあるわけです。「HIBARI 7 DAYS」(2月世田谷パブリックシアター)でソノダバンドと由紀さんが、美空ひばりさんの「A列車で行こう」を歌った時に、ああ、由紀さんのジャズライブ、聞きたいなぁ、と思っていました。

そして、それが思わぬかたちで実現したのが、毎日新聞の川崎浩さん プレゼンツの「ジャーナリスツ・チョイス」シリーズの第二弾「由紀さおりライブ ジャズと言葉」でした。川崎さんといえば、毎日新聞の夕刊でCDのレビューをお書きになっておられ、僕が企画したマニアックなCDも、過分なお褒めとともにご紹介して頂いたことが何度もあります。


というわけで昨日は、ファンの一人として、ライブを楽しませて頂きました。まずはセットリストです。

<由紀さおりライブ「ジャズと言葉」~ジャーナリスツ・チョイス vol.2 毎日新聞・川崎浩~>

由紀さおり(vo)佐山雅弘(p)宮崎明生(sax) 藤原清登(b) 牧山純子(vln) はたけやま裕(per)

M1 ベッドで煙草を吸わないで
M2 胸の振り子
M3 東京ブギウギ
M4 君恋し
M5 恋人よ我に帰れ
M6 テネシーワルツ
M7 青いカナリヤ
M8 虹の彼方に

チェイサー 手紙~生きがい~挽歌(ジャズ演奏 インストのみ)

M9 オール・オブ・ミー
M10 マイ・ファニー・ヴァレンタイン
M11 A列車で行こう
M12 リンゴ追分
M13 恋のバカンス
M14 くれないホテル
M15 夕月
M16 夜明けのスキャット

アンコール1
 上を向いて歩こう~夕焼け小焼け~上を向いて歩こう

アンコール2
 手紙


昨日、いらしてた瀬川昌久先生とも話していたのですが、由紀さんの「日本語ジャズ」素晴らしかった。大抵、スタンダードは、日本語にして歌うと、言葉だけが立ってしまい、スイング感やジャイブ感がおろそかになるのですが、由紀さんの言葉はリズムでありメロディーを紡ぐので、もう、絶品なのです。

そしてこの3月にポートランドでレコーディングした「夕月」。PINK MARTINIとの世ションはゴージャズで素晴らしい曲に仕上っております。(日米のiTunesでPINK MARTINIのコーナーで発売中。全額、東日本大震災のチャリティとして寄付されます)

http://itunes.apple.com/au/album/yuuzuki-japan-benefit-feat/id431199693


今回は佐山雅弘さんのピアノとの、白熱のセッションで、こちらの興奮はいやがおうにも盛り上がります。伴奏とヴォーカルという関係ではなく、由紀さんと佐山さんの一対一のセッション。それもバトルではなく、抱擁しあっているような、鳥肌モノでした。

佐山さんといえば、我が敬愛する宮川泰先生のお弟子さんでもあり、僕が大好きなジャズピアニストでもあります。

個人的な想い出で恐縮ですが、僕はセルリアンタワーに来るたびに、宮川先生のことを思い出すのです。初めてお目にかかったのも、最後にお目にかかったのも、セルリアンタワーだったからです。そんなことを思っていたら、由紀さん、宮川先生の話をされて、佐山さんも想い出話を、たまらなかったです。そこで「恋のバカンス」となったわけです。

それからパーカッションのはたけやま裕さんのコンテンポラリーな「リンゴ追分」は、この米山正夫さんと美空ひばりさんの名曲が、どんなアレンジにもその魅力を失わないチカラを持っていることを、感じさせてくれました。

終演後、佐藤剛さん、園田涼くんたちと、いろいろとお話しつつ、渋谷の夜は更けていったのでありました。

由紀さおりさんのジャズライブ、定期的に観たいと、強く想うのでありました。


画像

ヴィンテージ
キングレコード
2010-12-22
佐山雅弘

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夜明けのスキャット(紙ジャケット仕様)
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
2008-09-26
由紀さおり

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