全力疾走のHIBARI 7 DAYS フィナーレを迎えました!

美空ひばりさんをリスペクトするアーティストたちが集結して、フィルム、トーク、そしてライブを繰り広げるHIBARI 7 DAYS。2月18日から27日まで、7夜、8公演を、キャパシティ600席の世田谷パブリックシアターで開催されました。すでにご報告しましたように、このうち結局、6夜、7公演の司会と、構成台本を手がけさせて頂きました。ネット上でお客様からのブログやツイートなどで、ご好評を頂いているようで、何よりです。

毎日、テーマもゲストも演目も、テイストが異なり、ジャンルも世代も異なるアーティストの皆さんが「美空ひばりさん」への思いを、それぞれのパフォーマンスで表現してくださる、という素晴らしいものでした。

司会はホスト役の加藤和也さん(ひばりプロダクション社長)と佐藤利明。和也さんと僕は、世代こそ違いますが、誕生日が一日違いで、あらゆる趣味が似ているので、これまでもフレンドリーなおつきあいをさせて頂いてきました。その雰囲気のまま、ステージに立つことができたので、そこはリラックスでした。

やっぱり出演者がとにかく多く、それぞれの方とのコミニュケーションは、おそらくは空前絶後というスケールでありました。

雪村いづみさん、由紀さおりさん、土岐麻子さん、ichiroさん、堂島孝平 さん、浜田真理子 さん、ケラリーノ・サンドロヴィッチさん 、ひばり&スカイ(指揮:チャーリー脇野)、ソノダバンド、中村 中さん、中納良恵さん(EGO-WRAPPIN')、マイア・バルーさん、たをやめOrquesta!!!、チャラン・ポ・ランタン、武藤昭平さん(勝手にしやがれ)、谷村詩織さん、青木隆治さん 、瀬川昌久さん、小椋佳さん、谷村新司さん、日野皓正さん、石川セリさん、キム・ヨンジャさん、原信夫さん、水樹奈々さん、ジェロさん、なぎら健壱さん、畠山美由紀さん、cobaさん、松浦亜弥さん、TOKUさん、山中千尋さん 、美空ひばりさん[映像出演]

錚々たる方々との競演は、いくらトークショーやテレビのホストを務めているとはいえ、600名収容の大きなホールのステージということも含めて、初体験でした。とにかく打合せ、台本、リハーサル、本番を重ねて、どうにかラストまで完走できました。結構充実してましたが、エネルギーを使い果たしました。ハウスバンドをっとめてくれたソノダバンドの諸君とは、これまでもコミニュケーションをとってきましたが、あくまでもアーティストと評論家という関係でした。しかし、今回は共演者であり、併走者であり、楽屋も同じで(和也さんも)ワイワイと過ごしながら、皆で大役を果たす事ができました。

ステージで僕が喋ったことは、あらかじめ台本で用意していたものと、大幅に違うこともありましたが、その場で美空ひばりさんのこと、ゲストのこと、歌のこと、そして和也さんのお母様への想いなどを、まさしく感知しながらのアドリブが中心となりました(って、納得しないと喋れないのです、僕・笑)

今回のテーマ曲は、ひばりさんが15歳の時に吹き込んだ初めてのジャズソング「上海」(ドリス・デイの曲です)をオープニング、フィナーレをひばりさんの弟で和也さんのお父さんでもあるかとう哲也さん作曲の傑作「人生一路」(1970年の曲)の映像で締めくくることにしていました。

OP 上海


ED 人生一路


かとう哲也さんの作曲家、音楽プロデューサーとしての評価は「ひばりの弟」「数々のスキャンダル」が先に立ってしまい、ほとんどなされていません。僕としてはとても残念でした。東京ドームコンサートでもラストに歌った「人生一路」は、アップテンポな人生讃歌で、これで締めくくりたい、その思いは、最初からプロデューサーの佐藤剛さんと決めていました。

そして、昨年から応援してきた、我等がソノダバンドのリーダー、園田涼くんが60余曲ものひばりソングを編曲してくれて、多岐に渡るジャンルのアーティストのバックバンドをつとめてくれました。普段ヴォーカルのいないインストゥルメンタル・バンドのソノダバンドの演奏は、共演者の皆さんにとっても、ある意味心地よい衝撃だったようです。ステージに立っていても、彼等が後ろにいてくれる、というのは、精神衛生上良かったです。そして、演奏中、僕らMCは、ギターの赤股くんの後ろのソファーに坐っていることが多く、彼等の演奏のなかで過ごす本番は、本当の意味で、心落ち着くひととき、でした。

毎日、いろんなことがありました。そのことは改めてブログに書かせていただきます。

1970年8月10日のブラジル、サンパウロ公演の美空ひばりさんの「真赤な太陽」に、その場でソノダバンドが伴奏を付ける試みは、まさしく、フィルム、トーク&ライブの「HIBARI 7 DAYS」のコンセプトの実践で、会場全体がそのまま1970年のサンパウロになってしまう! ライブ感が凄かったです。

同様に、サンパウロの「人生一路」もノリノリで、ソノダバンドとひばりさんの競演は、これからの定番になっていきそうな勢いがありました。


HIBARI 7 DAYSは、本当に、様々な方の素晴らしいパフォーマンスの連続でした。中村中さんの歌姫っぷり! 平成ジャンケン娘の楽しさ! 日野皓正さんとソノダバンドのセッション、原信夫さんとのトーク、26日の水樹奈々さんをフィーチャーした夜の部の、アンコールは、本当に嬉しいハプニングでした!

緊張とリラックスの日々のなか、最終日のトリをつとめてくださった、由紀さおりさんのお顔を見たときに、どれだけホッとしたことか!(笑) 由紀さんに「頑張ったわねぇ」と云って頂いて、なんか凄く嬉しかったのです。

そして、クロージング・ナイトのフィナーレは、東京ドームの「みだれ髪」映像に引き続いて、東京ドームコンサートなどひばりさんのバックをつとめた、チャーリー脇野さんとひばり&SKYの皆さんにご登場頂いて、カッコイイ、チェイサー音楽「真赤な太陽」から、美空ひばりメドレーを生演奏。さらに、出演者の皆さんにサイリウムを持っていただき、会場の皆さんには携帯の電源をオンにしてもらい、東京ドームの「人生一路」のひばりさんにご登場頂きました。ひばり&SKYとソノダバンドの生演奏で、映像のひばりさんが「人生一路」を唄い、出演者、お客様が一体となった、興奮のひとときでした。さらにアンコールで、ひばり&SKYによる「川の流れのように」は、全員合唱で、HIBARI 7 DAYSの締めくくりになりました。

というわけで、HIBARI 7 DAYS に参加してくださった皆々様、どうもありがとうございました! 「オトナの歌謡曲」プロジェクトの方向性、僕がこれから進むべき道標が、このコンサートから見えてまいりました。

最後になりましたが、司会のパートナーをつとめてくださった加藤和也さん、シンガーソングライターでありながら裏方に徹してくれた盟友・丸山茂樹くん、そして、年長者でありながらともに考え、ともに行動してくれるプロデューサーの佐藤剛さん、どうもありがとうございました! これからも宜しくお願いします!

写真は
*22日の瀬川昌久先生、雪村いづみさん、佐藤利明

*27日の由紀さおりさん、ソノダバンド、加藤和也さん、佐藤剛さん、佐藤利明

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