アワライという考え方

最近、考えていること。

「うた」や「映画」、本を通じて、人と人はつながっていること。
そのつながりは、偶然の出会いだったり、ネットで見つけたり、街角で聞いたり、人が読んでいる本を覗き込んだときに、はじまったりするということ。

http://www.awaligh.com/index.html
http://www.awaligh.net/blog/

この「アワライ」という考え方は、僕自身の「それ」に最も近いのです。
『ウォーリー/WALL・E』を観て感じたことを、プログラムで伝えたのも、「それ」だったんだなぁと。

先日から、お手伝いさせていただいている、とある歌手のレコーディング・スタジオで、「それ」に気づきました。 歌は聞いているだけじゃくて、唄えばもっと楽しくなるわけで。 鼻歌の効用なんてことを、考えています。

12月13日、中野サンプラザで、由紀さおりさんと安田祥子さんのコンサートを拝見しました。今、由紀さんのプロジェクトのお手伝いをしていることもあり、以前より是非観たい、参加したいと思っていたコンサートでした。ご一緒したのが、ナタリー・ワイズの斎藤哲也さん、ハプニングス・フォーのチト河内さん、という客席も豪華版でしたが、二時間たっぷり堪能しました。

ここのところ、というか僕のテーマでもある、歌を伝えること、歌にまつわる体験をつないでいくこと。スタンダードの味わい方、楽しみ方、伝え方の理想的なスタイルを、安田姉妹は長年実践されているんだなぁと、改めて実感しました。

終演後、チトさん、斎藤さんと話したのは「ここには、音楽を伝えていく上で、大切なものがすべてある」ということ、です。これぞ、アラワイのココロです。

僕の一つ前の席に「愛してモナムール」のシンガーである、あの方がおられたのですが、コンサートの間、安田姉妹と一緒に体を動かし、楽しそうに歌っていました。彼女だけではなく、客席のお客さん皆が、そうしているのです。

童謡・唱歌・歌謡曲・フォーク・クラシック・・・ジャンルを超えて「歌うこと」「歌を聞くこと」「歌とともにあること」の大切さを体感しました。

一昨年、プロデュースさせていただいたCD「「二十四の瞳」~イメージアルバム 懐かしき唱歌の調べ~木下恵介の世界」(ユニバーサル・ミュージック)を企画したあたりから、もやもやと湧いてきていた「何か」が、だんだん見えてきたような気がします。

この由紀さおりさん、安田祥子さんの「あしたに贈る歌」という本は、まさしく、この「アワライのココロ」なのです。

先日、由紀さんからお伺いしたんですが、今、中学校の音楽の授業って、一年生だけが必須で、二年、三年になると選択になっているそうです。僕らが、小学校や中学校の音楽の授業で、「唱歌」や「童謡」、「クラシック」に出会ったことは、当時はイヤイヤなところもありましたが、今となっては貴重な原体験になっています。そのチャンスがなくなっているとしたら、こうした「歌」を誰かが伝えていかなければいけない。由紀さんたちは、そう思って、学校コンサートや童謡コンサートを続けておられるそうです。

それこそ「アワライのココロ」だと思います。
スタンダードは一日にしてスタンダードにはならず。
人から人、歌い手から観客、親から子へ、映画から観客へ、そして友達から友達へと、さまざまなプロセスで浸透していくのです。「流行」とはよくいったもので、それが「定着」すると、「定番」となる。アメリカのジャズやミュージカルの曲がスタンダードになっていくのも、それがあったからです。

先に紹介したアワライのサイトには、その「あたりまえのこと」がわかりやすくフローとして紹介されています。アワライのブログには、管理人さんがネット上にある「うたうこと」「うた」「うたう人」などのあれやこれやの情報を、ピックアップしてくれています。そのリンクへ飛んで、さまざまなことを「見聞」することで蓄積されていくもの。それが大事なことだと、最近、思っております。



「二十四の瞳」~イメージアルバム 懐かしき唱歌の調べ~木下恵介の世界
ユニバーサル ミュージック
2007-05-23
サントラ

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